桃色の鼓動

駅でゆらゆら、なんにもないけど海のような空を見る。

小さく飛行機が滑ってる。

時計だけが僕をなだめる。

 

凛とした微笑の蝶が来た。

美しい花ではないけど、いいのかな!

くっついても馬鹿にされないかな!

 

桃色の鼓動が

草木を抜けて、僕を包む。

 

(学生時代の恋愛より)